「姑が寝室に忍び込む」と何度言っても信じてくれなかった夫が最近ようやく姑の奇行に気付いた様子。あと、私の脱出計画にも気付いたらしく花束を買ってきたけどもう遅い

服しか入ってない鞄じゃなくて、スーツケースにしとけばよかったなーとぼんやり考えながらも、体は止まらずに夫ぼこ殴り。
金具が当たったのか、頬から血が出たところで兄が止めてくれました。
夫は何も言わず、また土下座。

私は今度は何を思ったのか、買ってもらったコートを袋から出して、「見なさいよ。これ。買ってもらったの。ほら、見なさいよ」とアピール。
今にして思えば、もう汚されないぞーという気持ちの表れだったんだろうなあと思うけれど、その時は自分でも何やってんだろ私と呆れていました。
そこでまた兄に止められて、兄嫁さんが背中摩ってくれて初めて自分が泣いてることを知りました。

暫く夫と離されて、両親に今までの報告をしました。
日記や(そこでは聞かなかったけど)録音したものなんかを出したら、それまで怒りモードだった両親が泣き出し、再び私も泣いてしまいました。

いかつい父が顔をぐしゃぐしゃにして泣くのを初めて見たし、母親が「結婚の時に気付いて止めていれば」と言う姿を見ていたら、自分がなんて親不孝なことをしたのか思い知りました。
一種の罪ですよ、エネミー夫と結婚するのって。
で、兄嫁さんが煎れてくれたお茶を飲んで落ち着いて、やっと6者面談。
私は率直に、今までのことで庇ってもらえなかったことで愛情はもうほとんどないことを伝え、離婚の意思を伝えました。

で、夫のほうはと言うと、これまたお笑いなのですが花を買ってきた理由が分かりました。
夏頃から私が動き出したことを、雰囲気はすぐに気付いていたそうです。
愚痴(私は愚痴じゃなくて訴えのつもり)をほとんど言わなくなったし、自分(夫)への視線が冷たくなったのを敏感に察知していたのだとか。

でも、まず疑ったのは不倫。
なんじゃそりゃ。

悶々としたまま夏が過ぎ、いけないことだと分かっていて携帯を見たらしい。
時系列でいうと、これが花を買う前々日(月曜)の夜中。
そして出てきた脱出計画のメール。
で、私の返信で「全く愛情がなくなったわけじゃなくて辛いっていうのは本心だね」という一文を見て、花束を買ってきたそうです。(これが水曜の夜)
だから物で釣られる時期は過ぎてるっての!
花を渡された時、私が笑顔だったから、まだ再構築は可能だと思ったらしいです。

ちなみに彼の再構築は、別居すること。
そして完全に姑と縁を切ること。
家を売ったお金と亡舅の遺産で姑をホームに入れること。
でした。

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引用:鬼女まとめ速報
画像出典:pixabay.