携帯からのカキコミなので、
目んたまポーンのAAがすぐに出てこないのが悔しい。
悔しくて悲しくて何を言って良いか分からず、
唇震わせてぶるぶるしてたら、好太がすくっと立ち上がった。
「私子のご両親だからこういう事は言いたくないですけど……
お二人とももう一度、先ほど言ったことを反芻してみてください。
どうお思いですか?私子さんに失礼だと思いませんか?
非常識にもほどがあると思いませんか?」
「……君には関係ない」
「私子さんとの結婚に関しての話し合いしに来たのに
顔も見たことがなかった妹子さんの婿候補に勝手にされて、
関係ないもくそもないですよ。
ちゃんと話を聞けますか?
ご両親こそ精神を病んでいるんじゃないですか?
私の言っていることが理解できないんですか?
……そもそも、私と私子さんはすでに婚約していて、
今回はご両親と私の両親との初顔合わせのスケジュールを
立てに伺ったんですよ?
それなのにどうして先ほどのような話になるんですか。
私は私子さんと結婚したいからこうして伺っているんです。
顔も見たことのない妹子さんこそ関係ありませんし、
元男さんなんてもっともっと関係ありませんよ。
……そもそもどうして今更元男さんの名前が出てくるんですか」
無口な好太がこんなにしゃべるのを始めて聞いた。
(実際はこんな説明的なしゃべり方してなかったけどね)
確かにその通りだ。
両親はどうしてあんなぶっとび発言をかましてくれたのか?
……実は、つい先日、
元男が実家に私の様子を探りにやってきたらしいのだ。
そして、4年前の同棲解消は全面的に私のせいであり、しかし、
「もう時間も経ちましたし、私子さんも反省しているでしょうから、もう一度やり直してもいいと思っている」
……などと口走ったようです。
両親はなぜか私に好太という婚約者がいることを元男には告げず、
私子に伝言しておく、と答えて元男を帰したそうな。
また、元男から私への手紙も預かり、勝手に読んだとのこと。
そこには、まだ元男は私と結婚したいと
考えていることがつづられていたようだ。
「その時から私と元男、妹子と好太を結婚させようなんて思ってたの?!」
強い口調でそう言うと、母が泣き出した。
「だって妹子ちゃんがかわいそうで見てられない。
悪い男にだまされたキズは、良い男に癒してもらうしかない」とか……
……うちの両親、先日好太が挨拶に来たとき、
ねじまがった意味で好太を気に入ってくださったんですね……
もうウヘァとしか言いようがなく、
私が(‘A`)この顔で固まっていると、
立ったままだった好太がひょいと私を持ち上げた。
「……車椅子はどこに隠したんですか?」
好太のその顔に迫力があったのか、
両親は階段下収納の中に隠したとゲロ。
好太はそのまま、右小脇に私、
左小脇に車椅子抱えて実家を出、車にひょいひょい積み込む。
時間はすでに朝方4時。夜も白む時間帯だった。
しばらく無言で車を進めたが、私がいたたまれなくなって
「本当に申し訳ない。お詫びのしようがない。
結婚を白紙にされても文句は言えない」と頭を下げると、
「私子との結婚をやめるつもりは全くないけど、
結婚式にあの人達がくると思うと気が滅入るな…。
正直もう二度と会いたくないと思っている。
それに、私子にもあの人達に会ってもらいたくない。
あの人達、私子の人格全否定してて、
正直、マジでむかついた」と言った。
「そうだね。もちろん私ももう顔を見たくない」
……確かに、小さい頃の病気とその後遺症で
親にはかなり迷惑をかけ、時間と金と気を使わせたと思う。
だが、今回の修羅場で絶縁することを決意。
それと同時に、
あんなことがあったのに、
私を見限ることをしなかった好太に本当に感謝した。
で、私は熱が冷めない内に実家に絶縁宣言した。
その際、両親にもカウンセリングを
受けることを進めたが、実行するかどうか。
また、妹子の
「お姉ちゃんばかりずるい!
どうして足がないあんたが幸せになれるんだ!
病気で死ねば良かったのに!」と
電話をもらったのを最後に、
電話番号変更。念のため着信拒否に。
好太の実家にもかいつまんで事情を説明し(
さすがにkwskは言えなかったので、なんとかごまかしながら)、
もし私の実家から連絡があっても取り合わないようにしてもらった。
結婚式も、ふつうに国内で式+披露宴をすることになっていたがキャンセルし、
好太+好太家族+私で海外での式にした。
結婚式に突撃くらってもイヤだし、
私の家族がいないことを招待客に詮索されるのはイヤだし、
呼ぶのはもっとイヤだし……
今は新居が見つかり、
少しずつ二人の生活に慣れて行ってるところ。
来月記念日なので、その日に籍入れる。
元男はシラネ。
以上、カップルVS毒家族の修羅場でした。
支援ありがとう。
まとめるのが下手で、だらだらスレ消費してすまない。