タイトル欄に
『愛を注入して下さい(ハート)』
この時点で( Д ) ゚ ゚メダマポーンなのだが、
メールの内容はあんまり思い出したくないのでうろ覚えで申し訳ないが、
『初めて会った時からAの滴が俺くんの白い愛を受け止めたいと訴えています(ハート)
そして久々の再会で今度はAの脚が意思を持って俺くんを受け止めろと言いました
そしてあの時に俺くんが脚を触ってくれたのは2人の愛が繋がる為のサインよね(ハート)
Aは嫁ちゃんより俺くんの白い愛をどこでも受け止めます。待ってます(ハート)』
みたいな内容と添付で恍惚な表情のエラ呼吸の画像…
もうその日はその場で嫁に連絡して、とりあえず大至急嫁実家に行ってくれと叫んだ。
嫁は最初戸惑っていたが、俺の声色がいつもと違ったらしくすぐに動いてくれた。
そして嫁実家で合流して今まであった事を包み隠さず伝えた。
当然嫁は最初は半信半疑の様子だったが問題のメールを見せたらその場に崩れ落ちた…
ウトメは嫁の姿に最初は俺の浮気を疑って、語気を強めてきたが俺は誓って浮気はしていない、
何より嫁を愛している、子供を愛していると、やましい事がないので冷静に言ったら、信じてもらえた。
その後は嫁実家とも話し合い、今住んでいる市から嫁実家のある区まで引越し、携帯の変更、
俺の転職等、最悪の場合はウトの知り合いの弁護士に話をするという形で収まった。
もうこうなったら夜逃げみたいになってしまうが被害が出てからじゃ遅いので
徐々に荷物を運び出し、Aに見つからないように、Aを刺激しないようにを合言葉に引越しをし始めた。
この間、嫁はAには親の具合が悪いとか色々いい訳をつけてはAから離れていく準備をしていた。
もともと2DKのアパートなので大して荷物もなかったけど、冷蔵庫とかデカイ家電には困った。
Aからも探りっぽいメールが嫁にきていたが買い替えと言って誤魔化していた。