その日は会社に遅れて出勤するも、テンションはガタ落ち。
人の血なんて見るもんじゃない
当たり前だけど…
その次の朝も手紙は案の定ワイパーに。
内容は
やっぱり私に優しいのね
大好き
優しくしてくれたからもっと好きになった
的な事が書いてあった。
>優しくしてくれたからもっと好きになった
・・・???どんな思考回路してるんだよww
だからメンヘラっていうんだ
毎日続いた手紙も数日置きに。手紙の中には俺と結婚するために作った通帳の写真だったり、俺の名前をつけた犬を10匹飼ってる事気持ち悪いには変わりないが、自分も環境に慣れて来たせいか、実害もないので無視できるようになってきた。それが彼女を怒らせたのか、
ある日の手紙で俺の実家の写真が入っていた。
すげぇ
なんで実家がバレてしまうんだ・・・
多分なんだけど
俺のフルネームを検索すると高校の紹介でヒットするんだよね…。
さすがに実家の写真を見せられて、動揺しないはずがない。
慌てて両親に電話する。
最近変わったおかしい事なかった?
と聞くが
自分が実家に電話してきた事がおかしいと母に言われた。
この一言に安心するも、これで終わらないのがストーカー
弁護士さんに電話する
実家の写真を送ってきたと話し、これは恐喝になるんじゃないか?
と、とりあえず手紙はこれからも証拠として扱うので取っておけと。
その後念書を書かせるために、この手紙を交渉で使うんだが
この直後に父の他界、先輩の交通事故が重なり、お金を立て替えて弁護士さんにお金が払えない期間ができてしまった
なのでしばらくストーカーに耐える期間が続く。
ストーカーからの手紙は変わらず続く。
さすがに滅入る。
弁護士さんにそろそろ法的に訴える事ができないか、
自分もこの時鬱病と診断されたので我慢の限界が来てた。
ストーカーに念書、約束状を書いてもらう事に。
これを破ったら法で裁く手段と言うことらしい。
結果的には弁護士さんとストーカーが面会し、女に念書を書かせた。
一つハードルをクリアしホッとはできた
ここまでで2年半が経過。
これで終わる事を祈ったが、ここからエスカレートする
この後、俺は女に刺される。