以前、私の職業を「出向先に常駐するエンジニア」と書いたけど、実際にはもっとマニアックな職業。
元旦那ともそのつながりで知り合ったので、私の仕事を理解していると言ってくれていたものの、実際は「内心ずっと我慢していた」そうだ。
家事や親戚付き合いはかなり頑張っていたと元旦那も認めてたのに、何に不満がと思ったら、私の職場に男性が多いこと(事務以外、99%以上が男性)と、収入が多くて元旦那のプライドが傷つけられたことを我慢していたそうだ。
分野的にどうしても男性ばかりになってしまうので、人間関係にはかなり気を付けていた。
それでも「同じ空間に男が常時いる」環境で働く女は、元旦那に言わせてみれば「ほとんど浮気と同じことをしている」のだそうで・・・
その理屈じゃ、私だけじゃなく、働く女性のほとんどが浮気してるってことになるだろ・・・
配偶者だけに顔を見せればいいんだって言われて、それどこのイスラム?って本気でツッコんでしまった。
こんなに独占欲が強かったなんて、結婚前には全然気づかなかった。
また私の収入が多いのは、出向や夜間勤務の手当があるためで、基本給そのものは結構低い。
そうはいっても、元旦那が私と比較してくる女性(事務やパートなど)に比べたらもちろん多い。それが「女性らしくない。夫を傷つける」ことなんだそうだ。
だけど、パートやアルバイトになったとしても、その程度の収入ではまともに暮らしていけないし、子供も望めないのであれば、今の職場で働き続けると双方納得した経緯がある。(元義実家の家業を畳む際の借金がまだあり、元旦那も連帯保証人に名前を連ねていたせいで元旦那の収入の半分以上を、返済や、義実家への仕送りに回している)
まあ結局、何をしても「気に入らない」というのが本音だったんだろうね。
結婚生活の中で、その不満をぶつけてくれたらよかったのに・・・というのが正直なところだけど、浮気を疑われていたことすら私は弁護士経由で聞くまで知らなかったので、本当に夫婦間のコミュニケーションがとれていなかったのかも。
私自信、元コトメのお菓子いびりに長年気づかなかっただけあって、鈍感力の程度でいえば相当なものだろうから、
もしかしたら元旦那からのサインに気づいていなかったのかも。
もしそれが元旦那のストレスだったとすれば、私も反省すべきだと思う。
元旦那の部屋から私の弁護士の名刺を見つけたそうで、私と話したいと連絡してきたので、弁護士立会いの下、会ってきた。
嫁いびりエピソード披露は、本気で悪気がなかったそうで
(むしろ、ほんわかエピソードだと思ってた)
ウケると思って披露したのと、「義姉さんありがとう」を伝えたかっただけ。
離婚後の態度についても、離婚で鬱になって思うように体が動かず、よその夫婦を見るだけで攻撃的になってしまったらしい。
(鬱の診断書もあるようだけど、今さら意味がないので見てない)
確かに、コトメの離婚騒動で関係がぎくしゃくしてしまうまでは、それなりに良好にやってたと思うから嘘はついてないと思う。
全てを鵜呑みにするわけではないけど、もう他人になるので、と謝罪を受け入れた。
コトメからは「自分の頭の悪さがよくわかった。慰謝料も払います」と申し出もあったけど、無職の病人からお金をもらうのは気分が悪いのでお断りした。
このへんは甘いと思われるかもしれないけど、元旦那の一族と必要以上に関わりたくなかったというのもある。
それから、元コトメを娘扱いしてるのは、どうも元旦那一人の暴走らしい。
妹扱いとかUSJのことなんかを知らなさそうだったので、思い切って元旦那からのロミオメールを見せたら、なにこれ気持ち悪いとドン引きしてた。
で、帰宅するなり、元旦那に「兄妹でしょ、気持ち悪い!」と怒鳴ったらしい。
この「気持ち悪い」が元旦那的には相当こたえたそうで、「僕らの娘が反抗期です」なんてまた気持ち悪いメールが来たので、「(私)さんの娘じゃありません」と弁護士から回答。
結果的には、この「コトメの反抗期で心が折れた(元旦那談)」そうで、離婚を承諾してくれた。