私の料理をこき下ろさないと気が済まない夫。トメに食べてもらっても「別にまずくないけど?」→トメの発案でトメ料理を私の料理と称して旦那に食べさせてみたら案の定…

トメの目の前で作ると
「あら?意外にちゃんと出来てるじゃない。家でできないの?」
とトメに言われた。
いつもどおりに作ってるしおかしい手順ないよねと思った。

練習がてらトメとかなり余分に料理を作ったので
トメが作った数品を家に持って帰った。
「トメさんに習って料理してきたよ」
と言って食卓に出した。

そのおかずはトメ作と言おうとした前に
夫が一口食べて
「やっぱお前料理マズいよ。今まで我慢したけど下手すぎ。
今日のなんか最悪。かあさんに習ってきてこれ?」
と言った。

いや、それトメのだしと言いたかったが、
罪なすりつけたと言われそうで言えなかった。

モヤモヤしたので、続けてトメに料理を習いに行き
毎日トメの料理を持って帰った。

夫はトメ作と言った品は絶賛、
私作と思った品はこき下ろす。
でも全部トメ作。

ある日トメに
「息子君が言うみたいに酷くないわね。あの子舌がおかしくなってるのかしら?」
と言われた。
最初は嫌味トメと思ってたけど
目の前で料理作れば褒めてくれるし
教え方も親切で適切。
あれ?と思った。
息子の味感に異変があったのかと心配したトメが
「うちに食べにいらっしゃい」
と夫を義実家に呼んだ。
「嫁が作りに来たから(でも味付けはトメ)」
と食卓に並べた。

ウトは美味しいと言ったが夫は
「うわっなにこれ。味付け最悪じゃん」
「かあさん食べない方がいいよ。ゲロマズ」
と言った。

下ごしらえは私だけど、味付け仕上げはトメ。
トメ、能面のような顔になった。

夫はドヤ顔でここ数日の夕飯のこともけなし始めた。
でもここ数日のメニューはトメ作を持ち帰ったもので
トメもそれは知っている。

とうとうウトが怒りだした。

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引用:すまいるぶろぐ
画像出典:写真AC