急いで隠れて、警察に…とか考えたけど、仮にも父親。
警察が来ても対処してもらえないのは明らか。
旦那に電話しても仕事中なのか出ない。
これ以上迷惑かけてもいけないとは分かってるけどどうしたらいいか分からない。
すがるような思いで義姉に電話したらすぐに出てくれた。
泣きながらだったしちゃんと話せなかったけど義姉は分かってくれて
すぐに駆けつけてきてくれた。
父はまだ玄関前にいた。
駆けつけてくれた義姉はなぜかスーツに眼鏡。「嫁ちゃんは私の後ろでね」と言って父の待つ玄関へ。
父は何か言いかけたけど義姉がそれを止めて「まぁ、立ち話もなんですしお茶でもいかがです?奢りますよ」と
近くのファミレスへ。
「はじめまして。義姉の姉子です。」とニコニコと話し出す義姉。
父はその様子に気圧されながら嫁子が金をくれないと云々と言い出した。
「おいくら必要なんですか?失礼ですがご職業は?」 と淡々と話す義姉はまるで他人のように見えました。
「当座は三万で・・・いやぁ、仕事がなくてね」と場馬鹿正直に答える父
「いえ、そうでなく、嫁ちゃんを手放すにはおいくら必要ですか?」 これは私もびっくりしました。
義姉は改めて言葉は悪いですが嫁ちゃんは私どもが買い取ります。と
父は妙な顔して「ま、100は必要だ」なんて答えたんですよ。
義姉は「100万で十分なんですね」と言いカバンからお金を取り出してテーブルの上にばら撒きました。
当の私はビックリして言葉が出ず。
義姉の言葉は続きます「このお金を受け取ったら嫁ちゃんには一切接触しないでください。ちなみに会話は全て録音しております」
と父に凄み父がお金を手にした瞬間「成立ですね。」とだけ言い私の手を掴んで店を出ました。
もちろん会計は済ませてw
そのまま旦那実家へ。