長女の結婚に関する相談は、結婚相手のご両親からきちんと手順を踏んでほしいといわれたことに始まります。
つまり、婚約、結納、式、披露宴(もしくは、最低でも親族顔合わせの食事会)をするように言われたことです。
しかしながら私には関係のないことと私が一蹴しましたら、夫が私に土下座をして結婚式が終わるまではこらえてやってくれと言ってきましたので、これまでの経緯を含めもう一度、夫と長女と私で話し合いました。
私に言わせればむしろしがみついていたのは夫のほうだったのですが。
正直なところ社会人として独り立ちしている人間にこんなことを言われると、腹が立つよりもあきれてしまって思わず笑ってしまいました。
やはりこれが血というものなのかなとぼんやりと考え、長女をいさめもせず、私にばかり我慢を強いる夫にもほとほと嫌気がさしたので、現在大学の近くで下宿をしている娘を呼んで私たち夫婦の離婚も視野に入れて話し合いをすることになりました。
長女と娘は、当時娘が小さかったこともあり、長女を引き取った時には姉としてなついていたのですが、長女が娘に私の悪口を言うので、娘のほうから長女には近づかなくなり、娘が中学に上がるころには、私も娘も長女と家族としてやっていくことは難しいとの認識でした。
しかしながら同じ屋根の下に住むわけですから、できる限りお互い気持ちよく過ごせるようにと何度も家族で話し合いをしたり、私なりに努力はしましたが、結局お互いに距離を取ること以外の方法を見つけることができませんでした。
今回の話し合いでは、娘も私と2人で生活をすることを喜んでくれましたので、2人で家を出ることに決めました。