2歳から育てている娘。反抗期になり「本当の娘じゃないからイヤらしい目で見ている」などと言うように

この時から今まで、娘からお父さんと呼ばれたことがない

反抗期によくある「一緒に洗濯しないで」だの

「一緒にご飯食べたくない」だの
思春期だしこんなものだろうと耐えた

そうしたらエスカレートして「帰ってきたら部屋から出てくんな」と言い出した
「本当の娘じゃないからイヤらしい目で見ている」というのが主張だった

もちろんそんな事実は一切無く、さすがに妻と二人で叱った

しかしそれからも家で顔を合わせる度に舌打ちをされた

自ずと会話もなくなり、結婚して生まれた次女と長男とばかりコミュニケーションをすることになった

次女は娘と二歳差だが、思春期に入っても「お父さんお父さん」と懐いてくれて、涙が出るほど嬉しかった

娘が二十歳を過ぎてもこの状態はつづいていた

ある日、俺の母親が事故で危篤状態になった

「○○ちゃん(娘)次女ちゃん、息子ちゃんに会いたい」とうわ言のように言っていた
次女も息子も県外の大学から飛んで帰ってきてくれた

しかし、実家に住んでいる娘は「行かない」と言い放った

「なんで血も繋がっていない老人のためにパジャマから着替えなきゃいけないの、めんどいから嫌」と言い放った

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引用:妊婦の修羅場
画像出典:pixabay