嫁子「離して!トメさんに嫌われちゃう!これ以上嫌われたらあなたと別れさせられちゃう、もっと酷いこともされる!!離してぇえ!!」

旦那が錯乱する嫁子を庇うように抱き締め、ウトが泣きながらトメを張り倒した。

「嫁子!大丈夫か!」

「旦那!ああ、ぁああー!!」号泣しながらちょっと体勢を変えて、先日寝惚けて箪笥にぶつけた脛の痣をチラッ

「トメ子、お前…お前嫁子さんに何て事をして…!」真っ赤になってトメの胸倉をつかみ上げるウト

トメは「違う!」だの「ちょっと嫁子!」だの弁解しようとしていたけど、その度に大げさに震えて旦那にすがり付いて悲鳴を上げてみた。因みに玄関ドアはフルオープン。

見かねた旦那が私を連れ出そうとして家の前まで連れて来られたところで私大暴れ、「離して!トメさんに嫌われちゃう!これ以上嫌われたらあなたと別れさせられちゃう、もっと酷いこともされる!!離してぇえ!!」と声を大にして嫁劇場。

旦那に必タヒで宥められつつ力の限り抵抗していたら、トメがウトの隙を突いたらしく出てきて「この嘘つきのアバズレがー!!」と近付いてきた。が、ウトに首根っこを捕らえられて接近ならず。

しかし口は開くので家先での公開嫁姑バトルのゴングが、今!

というところでウトの「黙れ!!ご近所にも迷惑だろう!!」という発言でトメ、一気に青褪めて大人しく家の中へ。私は力尽きて()旦那に抱えられるように車の中へ。

すわ事情聴取かと辻褄あわせを脳内で練っていると、旦那が泣きながら何故平日昼間にこの場にいるのかを話し始めた。

先日のDQ発言をした日の内にウトと旦那だけを呼び出し、「嫁に結婚前から姑イビリをされている、毎日押しかけては同居は絶対にしない、ウトも私の味方、遺産だけ残してさっさと氏ねと言われてなぐられてる」と涙ながらに語って腕についた痣を見せてきたそうだ。

私は一度も手を上げたことはないので恐らく自作自演かこちらと同じ方法だったんだと思う、ちょっとオエーw

どうしても信じられないウトと旦那に「じゃあ自分の目で確かめて!」と訴え、そこまで言うなら…と旦那は普通に家を出る振りをして義実家近場の駐車場に待機してるウトと合流、私が家にアポ無し凸したらトメが携帯を通話状態にして隠し持ってたらしい。

で、家に上げたら生意気な発言をするだろうと踏んだトメは嫁子をしおらしく迎えたわけだが、運よく返り討ちに出来たという。

正直、違和感を覚えられなかったらしおらしいトメを口撃してたかもしれないからホントラッキー。

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引用:世にもキチな物語
画像出典:pixabay