で、当日。コトメちゃんが成人式に出ている間、義実家では宴会の準備。
義母と私は色無地の訪問着に、金とか銀とか入った華やか目な帯を合わせた感じだったんだけど、義兄嫁がやらかした。
袖の長さとかは訪問着っぽいんだけど、色内掛けみたいな、赤の地に絢爛豪華な柄で、金の刺繍まで入ってた。
義母が、どうしたのそれ?と尋ねると、「だって、私は長男の嫁ですからっ」と主張。
私と義母で、ちょっとそれは…と難色を示しても、「訪問着ですからっ」と言って聞かない。
私と義母で、ちょっとそれは…と難色を示しても、「訪問着ですからっ」と言って聞かない。
着替えて来い、と言いたかったけど、宴会の準備はしなくちゃいけないし…というのと、
義父、義兄が「いいじゃん華やかで」
というので、家に上げることに。
というので、家に上げることに。
しばらくして、お婆ちゃんが到着。義兄嫁、一目散にお婆ちゃんのお出迎えへ。
「ご無沙汰してますー、○○の嫁ですー」と、ニコニコしながらご挨拶。
「今日は、お婆ちゃんがお着物好きっていうことで、頑張っちゃいました!えへへー」と、袖を広げてみせる。
お婆ちゃん、資産家。株も不動産もいっぱい持ってるらしい。
義兄嫁の魂胆が読めて、義母と台所から「うわぁ」って思いながら覗いてた。
義兄嫁の魂胆が読めて、義母と台所から「うわぁ」って思いながら覗いてた。
そしたら、お婆ちゃん、義兄嫁を上から下まで眺めた後「ひどい」と一言。