しえんありがとです!
私が淡々と「今日お仕事だったんじゃあなかったの?あ、これ接待?今お仕事中なのかしら」
ととぼけて言うと、どういう事!とプリが夫に聞いてたけど、夫は下向いて無言。
拉致があかないと思ったのか、プリが「あなた夫くんの奥さん?」と聞いてきた。
私「そうです。私がこの人の妻ですがあなたは?」
プリ「私は夫くんとお付き合いしてます。ていうか、あなたさっきあのお店で会ったじゃない!」
私「ええ、会いましたねぇ。それが何か?あんまり楽しそうだったから、お邪魔しちゃあ悪いなと思って。それよりあなた、どこのどちらさん?」
プリ「はあ?」
私「いやぁこうなった以上、このままの状態でいるのもおかしいじゃない?私妊娠してるの!わかる?」
膨らんだお腹を撫でて、プリに見せるとすごく嫌そうな顔された。
膨らんだお腹を撫でて、プリに見せるとすごく嫌そうな顔された。
私「この先どうしていけばいいか話し合わなきゃいけないから言ってるの。あなたさっきこの人と結婚したいとか言ってたよね?」
プリは頷いて結婚したいと言ってたが、夫は固まったまま無言なのでプリが睨んでた。
私「夫くん、私とこの人どっちが好き?」
プリが「ハァ!?」とか言ってきたけど、構わず夫に聞いた。
両者がいる状態でこの質問に答えるのは、夫は蛇に睨まれた蛙の状態だと思ったけど、いつもの八方美人が出来ない分本当の答えが出るだろうと思った。
するとしばらく無言だった夫が、超小声で「奥さん」と答えた。
それを聞いて、プリがボロボロ泣き出した。