兄が言ったことなら何でも従い、パシリにもされてたし、
兄がショートカットにしろと言えば、
次の日にはロングヘアをばっさり切ったりしてた。
よく言えば世話焼き女房。
そこまで兄に尽くせるA子に怖さを感じた。
やがて二人は結婚。
結婚を渋る兄に、A子は色々約束を交わして何とか結婚したらしい。
同居で、私たちや父ともA子は仲良くしてくれていたのだが、兄が急逝。
もう直視できないくらい憔悴しているA子の横で、
A子の親友B子(上記の近所の仲良しさん)が必死に慰めていた。
兄の喪も明けた頃、弟がB子と付き合いだし、やがて結婚。
A子は兄嫁として同居を続けたいというので、私、父、A子で暮らし始めた。
そうしたら、何やらB子の様子がおかしいと弟から相談。
夜中に起きるとB子の居ないときがあると。
B子と親しいA子にも相談するが分からないという。
そこで、弟が寝たふりをしてみると、やはりB子は外出してた。
尾行すると行き先は我が家。